米国バスプロ大会『バスマスターシリーズ』の賞金・資格を紹介!

バスマスターシリーズ
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優勝賞金1,000万円!

昔はアメリカのトーナメントの詳細が、日本の雑誌等で頻繁に取り上げられてました。

90年代にはダイワが米国のバスプロをスポンサードして、『TEAM DAIWA』というチームをつくり日本につれてきてました。

ギドヒブトン、ラリーニクソン、リッククラン。アメリカのバスプロを多数の日本のアングラーがしってたほど。

しかし時代は変わりトーナメントに興味を失っていった昨今。それでもアメリカのトーナメントってどうなってるんだろうと気になり調べてみました。

日本人も意外と参戦しています。

2022年賞金ランキング

▼総合賞金ランキング
【1位】Jason Christie
$452,500(58,825,000円)
【2位】Brandon Lester
$222,000(28,860,000円)
【3位】Drew Cook
$179,500(23,335,000円)
【4位】Bryan Schmitt
$168,000(21,840,000円)
【5位】Chris Johnston
$164,500(21,385,000円)
※1ドル130円換算。

▼日本人選手
22位伊藤巧 $107,000
36位木村建太 $83,500
76位青木大輔 $39,000

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B.A.S.Sトーナメントの歴史

米国のB.A.S.Sトーナメントについて簡単にご紹介します!

バスプロトーナメント設立

1967年にアラバマ州モンゴメリー出身のレイ・スコットが、バス・アングラーズ・スポーツマン・ソサエティ(B.A.S.S)を設立したことから始まります。

彼がオーナーとしてバスマスターを開催し、年に一度の大イベント「バスマスタークラッシック」時には、ウィルイン会場(計量会場)のアリーナ会場が観客で満杯になるほど。

また、その会場で司会者も兼ね、大会を大いに盛り上げていました。

初めての大会
【参加者】106人
【参加料】100ドル
【優勝賞金】2,000ドル+メキシコ旅行。

1971年にはネバダ州レイクミードで最初のバスマスタークラシックを開催し、1976年にはウィルイン及び大会イベントは、大規模なアリーナで開催するようになりました。

今や50万人の会員を誇る組織となっています。

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B.A.S.Sの買収&売却の歴史

1986年
創設者レイ・スコットがB.A.S.Sを売却。

2001年
米国のスポーツ専門放送局「ESPN」がB.A.S.Sを買収。ESPNでは元々B.A.S.Sのバスマスタークラシックおよびレギュラー大会等を放送していました。

2010年後半
アラバマ州の実業家ドン・ローガン(バス釣り好きのタイム・ワーナー社長)とジム・コープランド(金融会社経営)、ESPNの釣り番組の司会としても有名なジェリー・マッキニスがファンドを結成しESPNから買収。

2017年
アラバマ州にあるアンダーソンメディアが、BASSの過半数の株式を取得。

B.A.S.Sのメディア活動

雑誌
バスマスターマガジンを発行

テレビ放送
米国の4大ネットワークの一つ『FOX』で毎週放送

メンバーシップ
1年間契約30ドル。会員になれば情報&バスマスターマガジンと50ドルの無料ギアが貰える。

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バスマスターシリーズについて解説

B.A.S.Sのトーナメント&カテゴリーはいくつかあります。

主要カテゴリーは2つ+特別大会

【プロシリーズ】
●バスマスターエリート
約100名が9大会出場する最高峰のプロトーナメント。いわゆる一軍の試合です。

●バスマスターオープン
約200名が9大会出場するセミプロトーナメント。ココで上位9名以内に入賞すればエリートカテゴリーに昇格。いわゆる二軍の試合です。

【特別大会】
●バスマスタークラッシック
年1回開催の世界最高峰のバスフィッシング大会。精鋭55名が出場できます。エリートシリーズで優勝や上位に入った人、またオープンでも各試合の優勝者などが出場できます。

その他、大会学生対象の「バスマスターカレッジ」「バスマスターハイスクール」、カヤックの大会「バスマスターカヤック」、女性対象の「女子バスマスターツアー」などもあります。

バスマスターエリートシリーズ

優勝賞金1,000万円!
1大会の賞金総額2,500万円!

※1ドル100円換算。

バスマスターエリートシリーズはB.A.S.Sの最高カテゴリーの大会です。

レギュラーシーズン9大会。
賞金総額は11億円。
優勝賞金は約1千万円。

一つ下のカテゴリーの『バスマスターオープン』で上位9名に入賞した人が出場できます。

▼エリートシリーズのルール

  • 【大会ルール】大会は4日間で約100名が参加。プラクティスは日〜火曜日の3日間。予選は木曜日・金曜日。上位50名が土曜日に出場し、日曜日は上位10名のプロによる最終決戦。
  • 【競技時間】7:30〜15:30 
  • 【計量】1日5匹の総重量で争う(キーパーは30cm以上)

▼賞金総額&上位者特典

  • 【賞金】
    1位100,000ドル(1千万円)
    2位35,000ドル(350万円)
    3位30,000ドル(300万円)
    ※大会により上下する。
  • 【賞金総額】
    シリーズ1,100万ドル(11億3,000万円)
  • 【特典】
    年間賞金ランキング44位以内にはいれば『バスマスタークラッシク』出場資格が貰える。

※1ドル100円換算。

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バスマスターオープンシリーズ

優勝賞金約450万円!
1大会の賞金総額2,500万円!

※1ドル100円換算。

バスマスターエリートシリーズに出場するために、セミプロやアマチュアアングラーが出場する大会です。

レギュラーシーズン9大会。
賞金総額は2億2,530万円。
優勝賞金は約450万円。

上位9名に入賞した人は最上位カテゴリーの『バスマスターエリートシリーズ』に出場できます。

▼オープンシリーズのルール

  • 【大会ルール】大会は3日間で約200名が参加。プロとゲスト参加者がペアになって乗船し3大会出場する。予選は2日間で3日目の決勝は上位10名のプロで争う。公式プラクティスは5日前より。
  • 【参加費】1,800ドル※800ドルはデポジット
  • 【競技時間】7:30〜15:30
  • 【計量】1日5匹の総重量で争う

▼賞金総額&上位者特典

  • 【賞金】
    1位45,000ドル(450万円)
    2位21,500ドル(215万円)
    3位14,000ドル(140万)
    ※大会参加人数により多少上下する。
  • 【賞金総額】
    シリーズ2,253,600ドル(2億2,530万円)
    1大会250,400ドル(2,504万円)
  • 【年間成績第一位】
    10,000ドル(100万円)
  • 【特典】
    年間賞金ランキング上位9名の人がバスマスターエリートへの出場資格を得ることができる。各部門の上位25名は翌年も出場可能。

※1ドル100円換算。

ゲスト参加者の場合

【大会ルール】大会は2日間で1日2匹の総重量で争う。2日目の計量終了後に優勝と上位40名への賞金が出る。
【参加費】ゲスト参加者475ドル (200ドルはデポジット)
【賞金】優勝&上位40位までに賞金授与ゲスト参加者は来シーズンのプロ部門への選択権。各部門の上位25名は翌年も出場可能。

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歴代アングラー・オブ・ザ・イヤー受賞者

年間賞金ランキング1位の人をアングラー・オブ・ザ・イヤー(AYO)と呼びます。ということで歴代AOY複数受賞者のレジェンドバスプロを紹介!

複数回受賞レジェンド
  • ビル・ダンス/1970・74・77年
  • ローランド・マーティン/1972・73・75・78・79・81・84・85年
  • ラリー・ニクソン/1980・82年
  • ゲイリー・クライン/1989・93年
  • グイド・ヒブドン/1990・91年
  • ケビン・ヴァンダム/1992・96・99・2008・09・10・11年
  • マーク・デイビス/1995・98・2001年
  • デービー・ハイト/1997・2002年
  • アーロン・マルテン/2005・13年
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