エリアフィッシングの楽しさは、でかい魚が釣れる所と普段着で気軽に行ける所。
北海道にいってもネイティブトラウトの60cm級を釣るのは至難の技。時間も費用も馬鹿にならない。でも管理釣り場なら釣れる。
村田さんは2001年頃より管理釣り場のイメージアップに力をいれ、釣りビジョンで管理釣り場の番組「エリアトラベラーズ」も放送開始。
そんな村田流管理釣り場メソッドをわかりやすく紹介していきます。
村田流トラウトの釣り方基本知識!
村田さんが色んな所で話しているトラウトの特性、釣れるレンジや時間帯、ルアー選択などの管理釣り場攻略メソッドをまとめて紹介します。
トラウトについて
釣れる時間帯とパターン
●朝いちが一番!
管理釣り場の魚は養魚場で育った魚。つまり養魚場では朝イチで餌を魚にあげているので、稚魚の頃からそれで育った魚はどこにいいっても、朝のみ餌を食うようになるから。
●雨が降った後がオススメ!
特に水がクリアな場所は基本的に釣れにくいので、少し濁りが入るととたんに釣りやすくなる。つまり雨が降ったあとの少し濁りが入った場所や、噴水や流れ込みなど水の中が見えない場所は有効。
●牡丹雪が降った後は釣れる
粉雪ではなく、大きな牡丹雪が降った後は超活性があがる。
トラウトの釣れるレンジとは⁉
基本的に小型は上のレンジにいる傾向。大型はボトムより少し上のレンジにいる傾向。
スプーンの基本的な考え方
村田基流のスプーンを選ぶ基準、魚種別の特性や釣り方などをご紹介します。
ちなみにスプーンの重さの選ぶ基準は「小型狙いなら1.8〜2.5g」「大型狙いなら3〜5g」です。
スプーンの選択方法
スプーンには主に2つのアクションパターンがあります。それは「ウォブリング」と「ローリング」という動き方。
基本的にトラウトがスキなのはローリング!
だから漁師の伝統的な疑似餌もローリングの動き方をし、古くからトラウト用ルアーのスピナーは、まさにローリングしている。
- スプーンが左右にお尻をふるように動く動き方。
- レンジは浅めを泳ぐ。理由は沈めてもどうしても上がってきてしまう。
- 魚を引きつける力はあるがバイトさせる力は弱い。
- スプーンが回転する動き方。
- レンジは浅いレンジも深いレンジも比較的レンジキープできる。
- 魚は引きつける力はあるがバイトさせる力が強い。
魚種別の釣れるルアーの動かし方
●ニジマスの習性と釣り方
寒さに弱く暑さには意外と強い。
トゥイッチは頻繁にせずに基本的にはタダ巻き。
元からの習性と放流魚のため早く泳げないので、トゥイッチに追いつかない。ちなみに三ヶ月頃にはヒレが戻ってくるので、多少はスピードが上がる。
●ブラウントラウトの習性と釣り方
寒い所に強く暑さには弱い。
トゥイッチは頻繁にやる方がいい。
ブラウンはルアーを逃がすようにすると、逆に追いかけてくる習性がある。トゥイッチして巻く巻く→トゥイッチして巻く巻くのようにすると、食い気スイッチが入りやすい。
カラーチェンジは必要?その頻度とは
カラーによってバイトするしないは如実にでます。なのでカラーは色んな種類を揃えるべし。
大型狙いなら10投以上したら変更すべき。小型狙いならある程度してみて変更すべき。
ラインの特性とオススメなのは⁉
オススメはナイロンライン!
小型しかいない釣り場なら4ポンド以下でOK。大型がいる釣り場なら4ポンド以上。
●ナイロンラインの特性
ラインが水面に浮かぶので、ラインで当たりをとりやすい。また、スプーンを動かしやすいのでオススメ。村田さんはサンヨーナイロンGT-R系を愛用。
●フロロカーボンの特性
ラインが重くて糸が沈むのでエリアフィッシングには向かない。
各種テクニック
●アワセテクニック!
トラウトはバイトして離すまでがめちゃくちゃ速い。
ロッドに当たりを感じてからだと遅いので、釣り方としてはラインであたりを判断する。
そのためにまずロッドをなるべく動かさずに立てて、少したるんだ状態のラインをみながら、ラインが緩むor引っ張られるの動きが見えたら、とりあえずあたり感触がなくても合わせる。
また、魚が追ってきたら逆に早くリトリーブすると有効。ゆっくり巻いたり、止めたりすると逃げてしまう。
●魚がかかった時のリーリング
かかった魚が逃げてる時は基本的に巻かない。引きが弱くなった時に巻く。理由は逃げてる時に巻くと、糸ヨレが生じてラインの耐久度が落ちる。
村田流でかいトラウトを釣る方法!
村田さんは管理釣り場でも、どんな場所でも基本的に大物狙い。数釣りには基本的には興味ないといった人。
だから大物の釣り方をしっている。
ということで、村田流大物の釣り方を方法を紹介。
- 大きい魚はボトムより少し上のレンジにいるので、そこが狙えるように比較的大きめサイズで重さは4g以上のスプーンを使うべし。
- トーリング系アクションのスプーンを使う事により、レンジキープとバイト確率が格段にあがる。
- ラインは4ポンド以上がマスト。
- カラーチェンジは10投以上したら変更する。
- 魚がルアーの後ろをついてきたのが見えてきても、リトリーブのスピードを緩めない。逆にちょっとしたアクションをいれる。
村田基オススメ管理釣り場
村田さんが実際にエリアトラベラーズ等の番組で、頻繁にいってる場所等をいくつかご紹介します。
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