2011年に村岡昌憲さん創業した新興大人気ルアーメーカー!
村岡さんは若い頃よりシーバスフィッシングの世界で活躍後、2011年についに自身のルアーメーカー「BlueBlue」を創業しました。
そんな株式会社BlueBlueについてご紹介します。
村岡昌憲さんの簡単プロフィール!
1972年10月東京江東区に生まれる。現在50歳。
18歳で自身の消臭関係商品を扱う会社を創業し、それと並行してシーバスフィッシングにのめり込む。
雑誌の投稿が編集部の目に止まり、雑誌で原稿書くように、25歳にメガバスとソルト系初のスポンサー契約を結ぶ。
その後、色んなルアーメーカーやラインメーカーと組み、プロデュース商品をヒットさせます。
1997年に東京湾奥シーバス情報というHP、2010年に釣り人用SNS「fimo」を立ち上げ、ついに2011年に自身のルアーメーカー「BlueBlue」を創業しました。
釣り具メーカー『BlueBlue』設立!
2011年9月7日に満を持して立ち上げた『BlueBlue』。BlueBlueという会社はどんな思い出立ち上げたのか、どんな戦略があったのか。
その理由や経緯、紆余曲折などを紹介します。
『BlueBlue』の名前の由来と思い
名前の由来は2007年頃に邪道(谷山商事)・アピア・アロウズさんと、共同で背中青&腹青という、コインセプトカラーのミノーを作った。
それがめちゃくちゃ釣れて、その名前からブランド名にしたとのこと。
バスの世界にはラパラやヘドン、メガバス・シマノなど強力な世界的ブランドがある中で、BlueBlueは世界で通用するソルト用ルアーのメーカーにしたいという思いをもってる。
『BlueBlue』のブランディング
釣り業界にあるメーカーには色んなイメージ戦略がある。
例えばメガバスのように重低音を鳴らして、ゴリゴリにやってくカッコいいメーカーもあれば、アピアのようにさらに男臭くてかっこいいメーカーがある。
『BlueBlue』は差別化しないといけないので、コンセプトを「明るく爽やかな青春ぽい」にしようと考えた。いうなら、ポカリスエットや積水ハウスのようなCMのブランディング。センチメンタルな気持ちにさせるそんなイメージ。
そこで美しい写真やポエムっぽいキャッチコピーなどを多様。意外とこれが若いファンに受けた。
『BlueBlue』の経営戦略
村岡さんは『BlueBlue』を成功させるための経営戦略をいくつか考えた。
①パッケージ戦略
爽やかなブランドイメージつけるため、パッケージデザインは青と白のシマシマを全面に押し出した。
②フィッシングショーで無料配布
フィッシングショーでは他社さんの色んなカタログを入れやすいように、4〜5年間で30万枚のBlueBlueの大きめな袋を作って無料で配りまくった。
その結果、フィッシングショーにはBlueBlueの袋を持ってる人が溢れかえり、行き過ぎたために運営側から無料配布禁止にされた。
③プレゼント機能
パッケージにプレゼント機能をつけた。元々ラパラJAPANがやっていた。その時に自分ももらって嬉しかったから。10点集めるとプレゼントがあたる。プレゼント応募のときなどに送られてくるメッセージは必ずみんなで確認してる。
④テスター制度
他のメーカーで、ある時期は釣りにどっぷりハマるも、2・3年でやめてしまう方もテスターで居続けることがる。
そこで名前だけのテスターではなく、報酬を払いプロ制度を導入。ちゃんと釣りをしてる人、プロ意識のある人など。ちなみに戦力外通告もある。
『BlueBlue』の商品戦略
村岡さんはまずこう考えたといいます。
一番得意なシーバス商品を初めから出すと、釣具屋さんもお客さんもシーバスのメーカーというイメージが固定化され、逆にシーバス商品以外は買ってくれない。
ということで、三年間はシーバス用のルアーはつくらないと決めた。
そこで創業一発目の商品にシーライド(メタルジグ)を出した。シーバスの人がメタルジグ発売するの?とみんなにいわれたが、海の総合ルアーになるべくあえてそうした。
ただそれによりあまり売上が上がらずに苦労した。
●創業三年目の商品戦略
ついにシーバス用鉄板バイブレーションの「トレイシー」を作り、三年目の後半に真鍮ミノーの「ブローウィン140」をだした。
●創業六年目・七年目の商品戦略
オフショアの「ガチペン」「スネコン220」は、GTの世界で釣れると話題になりヒット。特にヘビーシンキングシンペンの「ガチスラ」は、初回出荷も多くヒットした。
村岡曰く「釣るのは難しいかもしれないけど、オリジナリティのある商品を出したい」とのこと。
『BlueBlue』の工場戦略
自社工場を初めから作ることに決めていた。
当時は中国でつくれば半分の値段でつくれるけど、メインドインジャパンにこだわった。工場は高い波がない、消波ブロックのないということで気に入っていた、館山につくった。
製造に関してほとんど知識がなかったが、泉龍吾さんが入ってきて現場責任者としてやってくれることに。
泉さんの前職は建設業の工場長で、その後釣り好きがこうじて、そこをやめて釣具の専門学校を卒業してきてくれた人。
1から自分たちで作ろうと、工場が軌道にのるのに六年かかった。
『BlueBlue』の人気ルアー
ブルーブルーの作った人気ルアーを簡単に紹介!
『BlueBlue』の人気ルアーランキング、評判や口コミなどはこちら
▼ブローウィン!140S

ブルーブルーが初めて作ったミノー。とにかく逆風も飛びまくるり、このクラス最高距離を実現する。他では狙えないスポットも狙えるルアー。
▼ジョルティ

ジグヘッド付シャッド系ミノー。磯、サーフ、ゴロタ場、漁港でも実績を上げ続ける、パイロットルアーに最適。
▼スカーナッシュ 120F

ブルーブルーのリップレスミノーをほしいという声に答えてできたルアー!かっとび性能抜群で強烈なローリングアクションで、食いつかせる。
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